モータースポーツに興味を持ち始めたのは、小学生の頃でした。
今から数十年も前のことです。
初めはル・マンなどの耐久レースが好きでした。
グループCのポルシェ956とかランチャLC2とか、グループC2のマツダ737Cとか・・・
それからラリーにも惹かれました。
パリダカから入っていきましたが、グループBのランチャデルタS4とかプジョー205とか・・・
そしてF1でした。
ちょうど1984年第9戦のダラスGPでウィリアムズ・ホンダFW09が初優勝を果たしたころ。
今みたいにネットなんてなかった時代です。
情報はすべてアナログの本か雑誌かテレビか、だったので
とにかく、なんにでもがっついて情報を入手してました。
たまたま入手できた英語版のAutoSportなんかを辞書を引きながら、
(中学生ごときに文法なんてわかるわけもなく)
ただ調べた単語を並べてみてなんとなくわかった気がして
でも納得ができなくてもっと分かるようになりたいと英語の勉強をしました。
80年代半ばといえばモータースポーツの世界にCFRPが登場した時代です。
もちろん、この新素材にも惹かれました。
将来はCFRPを使えるエンジニアになろうと心に決め、
化学を勉強しようとトライはしましたがあっけなく叩きのめされました。
今どきの小中高校生の中にも同じような気持ちを持った子がいるのかな・・・と
ふと思うことがありました。
そんなモータースポーツに興味を持ち始めた人でもわかるようなことを書いてみようかな?
というのがキッカケです。
運動部に所属したのがキッカケで栄養学とか心理学とかを勉強しようと思い立つ人がいるように
モータースポーツから勉強するのもアリかな?と思います。
なるべくわかりやすく書いていこうと思います。
なぜなら、そんなに賢くないから。
入門書としてはこのあたりでしょうか。
左側の本はamazonでは絶版のようですが、
大きな書店に行けばおいてあるかもしれません。
右側の世良耕太さんはわかりやすい言葉で文章をかいてくれるので
読みやすいし理解しやすいと思います。